シラバス詳細(2024年度)

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科目名基礎プログラミング
科目区分専門共通科目
種別演習
配当年次1年
配当学期前期
授業時間数60
単位数2
実務経験がある教員による授業科目 実務経験の概要:
担当者1
国際標準化機関における情報システム開発と運用、キャンパスネットワークの設計、構築と運用を行った。また自営として各種の情報管理システムのサーバとクライアントを開発した。情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト、応用情報技術者。
担当者2
IT企業においてシステム設計、開発、プロジェクトマネジメントに従事した後、IT分野の教育訓練も担当。

実務経験と授業の関係:
担当者1
情報システムの開発と運用の双方を行った経験を基に実践的な授業を実施します。
担当者2
IT企業においてシステム設計、開発、プロジェクトマネジメントに従事した経験を元に授業を実施します。

授業概要情報技術分野の実務家となるためには、理論を理解することと共に、実践=プログラミングの技能を習得することが必須である。この授業は、受講者がプログラミング初学者であることを前提とし、プログラミング言語の概要、プログラミングの考え方、代表的なアルゴリズムについて、プログラムを作成しながら体験的に理解する。
プログラミング言語として、前半はScratchを採用し、後半はPythonを採用する。
プログラミングの基礎を理解すると共に、専攻決めの参考情報とする。
到達目標・プログラミングの基礎的な手法を習得する
・Python言語の基本文法を理解し、後期の「Pythonプログラミング」へと接続する
・基本的なアルゴリズムの実装方法を習得する
目標資格等基本情報技術者試験
評価方法知識:小テスト 0%
知識:定期試験 0%
技能:日常演習 50%
技能:課題提出 50%
評価の詳細:
プログラミングは実践が不可欠であり、毎回課題を出題する。
準備学習、他科目との関連特に無し
教科書・教材各回で独自教材を配布して使用する。
授業計画 1回あたりの時間数 4時間
第1回
プログラミングとは何か
Scratchの準備: 環境構築、スクリプトとは、ブロックの種類
第2回
データ構造とは何か
Scratch: 変数の利用
演習課題: 面積計算機の実装、クリックカウンタの実装、簡易タイプライターの実装
第3回
配列とリスト、繰り返し
Scratch: リストの定義、操作、繰り返し構造
演習課題: 数列の作成(等差数列、等比数列、乱数列)、文字列の記憶、リストのコピー、リストの連結
第4回
構造化プログラミングについて: 構造化定理、構造化フローチャート、基本構造
Scratch: 繰り返しと分岐構造
演習課題: フィボナッチ数列、うるう年判定
第5回
プログラム採用と関数、引数、再帰定義
Scratch: 関数の定義
演習課題: さまざまな関数を作成(文字列の連結、3値の最小値・最大値を返す)、再帰によるカウント、階乗計算
第6回
探索アルゴリズム(線形探索、二分探索、ハッシュ法)
Scratch: 線形探索アルゴリズムの実装、二分探索アルゴリズムの実装
第7回
ソートアルゴリズム(バブルソート、選択ソート)
Scratch: バブルソートアルゴリズムの実装、選択ソートアルゴリズムの実装、性能測定
第8回
グラフ構造
Scratch: グラフ構造を扱う方法(リストによる実装)
演習課題: ポイントをたどる移動処理の実装
第9回
Python: 
プログラミング言語Pythonについて
開発環境の準備、インタラクティブシェルの利用、式と文、文字列を扱う
第10回
Python: テキストエディタの使用、変数と代入、組み込み関数
演習課題: 変数への値の代入と演算、組み込み関数の使用
第11回
Python: 論理演算、比較演算子、条件分岐(if文)
演習課題: 数値の判定、文字列の入力と表示、閏年の判定
第12回
Python:  繰り返し(while文)とループ、break文
演習課題: 数のカウント、かけ算九九の表を作成、べき乗の計算、文字列操作
第13回
Python: リスト構造と文字列、インデックス
第14回
Python: for文とrange関数、リストの利用
演習課題: 繰り返し処理まとめ演習
第15回
Python: 関数とreturn文、スコープの概念
演習課題: ランダム関数、文字列入力処理関数、整形表示関数
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日本国際工科専門学校