科目名 | 情報セキュリティー |
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科目区分 | 専門共通科目 |
種別 | 講義 |
配当年次 | 1年 |
配当学期 | 後期 |
授業時間数 | 30 |
単位数 | 2 |
実務経験がある教員による授業科目 |
実務経験の概要: 国際標準化機関における情報システム開発と運用、キャンパスネットワークの設計、構築と運用を行った。また自営として各種の情報管理システムのサーバとクライアントを開発した。情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト、応用情報技術者。 実務経験と授業の関係: |
授業概要 | 情報セキュリティは、システム開発とシステム運用だけでなく、社会的にも重要な要素になっている。この授業では、情報セキュリティに関する技術、運用、法制度等の多くの領域について学ぶことを目的とする。 また、基本情報技術者試験のセキュリティ問題、および情報セキュリティマネジメント試験の合格にも通じる内容とする。 前半回は「ITワールド」を使用して基本情報技術者試験のセキュリティ分野を理解し、後半は「情報セキュマネ試験 要点&問題集」を使用して重要項目の再確認と問題演習を実施する。 |
到達目標 | 情報セキュリティに関する多面的な要素を学習する |
目標資格等 | 基本情報技術者試験 情報セキュリティマネジメント試験 |
評価方法 | 知識:小テスト 60%
(各授業回で確認小テストを実施する) 知識:定期試験 40% 技能:日常演習 0% 技能:課題提出 0% |
評価の詳細: | |
準備学習、他科目との関連 | 情報技術Ⅰおよび情報技術Ⅱを履修していること。 |
教科書・教材 | ITワールド, インフォテックサーブ 情報セキュマネ試験 要点&問題集, インフォテックサーブ |
授業計画 | 1回あたりの時間数 2時間 |
第1回 情報セキュリティの概要: 情報のCIA、情報資産、脆弱性と脅威、脅威の事例、脆弱性の事例 | |
第2回 技術的脅威の詳細: 主な攻撃手法 | |
第3回 情報セキュリティ技術: 暗号化技術の概要、共通鍵暗号、公開鍵暗号、鍵の数、ハイブリッド暗号方式、暗号の強さ | |
第4回 情報セキュリティ技術: 認証技術(知識認証、所有物認証、生体認証)、パスワードの扱い、メッセージダイジェストとハッシュ関数 | |
第5回 情報セキュリティ技術: 電子署名と公開鍵基盤 | |
第6回 情報セキュリティ管理: 情報セキュリティマネジメント、ISMS、リスクとリスク管理 | |
第7回 情報セキュリティ対策: 物理的対策、人的対策、技術的対策 | |
第8回 セキュリティ実装技術: セキュアプロトコル、ユーザー認証技術、ネットワークセキュリティとファイアウオール | |
第9回 中間テスト | |
第10回 情報セキュリティマネジメント試験対策: 情報セキュリティ、マルウエア、パスワード関連、Webサイトへの攻撃 | |
第11回 情報セキュリティマネジメント試験対策: サービス妨害、人的脅威、物理的脅威、暗号化技術 | |
第12回 情報セキュリティマネジメント試験対策: 認証技術、デジタル署名、マルウエア対策 | |
第13回 情報セキュリティマネジメント試験対策: 不正アクセス対策、ネットワークセキュリティ、情報漏洩対策 | |
第14回 情報セキュリティマネジメント試験対策: 情報セキュリティマネジメント、ISMS、リスクマネジメント | |
第15回 情報セキュリティマネジメント試験 過去問題演習 | |
第16回 期末試験 |