| 科目名 | ノーコード開発 |
|---|---|
| 科目区分 | 専門科目 |
| 種別 | 演習 |
| 配当年次 | 2年 |
| 配当学期 | 前期 |
| 授業時間数 | 60 |
| 単位数 | 2 |
| 実務経験がある教員による授業科目 |
実務経験の概要: 航空関連のシステム会社で空運システムの開発・運用に従事。 実務経験と授業の関係: |
| 授業概要 | サイボウズ社が提供する「kintone」を題材に、ノーコード開発システムを利用した開発スキルを習得する。 kintoneの利用法のほか、業務分析・データ設計の実践的なスキルを習得することを目的する。 前半はkintoneでチュートリアル的に操作、内容を理解し、最終的にオリジナルアプリの開発を行う。 後半は認定アソシエイト試験に合格するための機能および知識の網羅を行う。 |
| 到達目標 | ・ノーコード開発スキルの習得 ・業務分析・データ設計スキルの習得 |
| 目標資格等 | kintone認定 アソシエイト試験 |
| 評価方法 | 知識：小テスト 10%
（kintone操作内容に関する択一問題(アソシエイト試験より抜粋)） 知識：定期試験 20% 技能：日常演習 40% （授業ごとに例題アプリを作成） 技能：課題提出 30% （前半の最終課題としてkintoneアプリ開発を行う） |
| 評価の詳細: 前半はアプリ開発した成果物による評価 後半はアソシエイト試験の模擬問題による評価 | |
| 準備学習、他科目との関連 | Excelを用いた基本的なデータ集計ができる（１年時情報リテラシーで習得済み） データベースシステムについての簡単な知識を有する（データベース設計を並行学習） |
| 教科書・教材 | kintone認定アソシエイト試験対策テキスト kintoneヘルプ cybozu社webサイトで提供されるkintoneガイドブックの電子テキスト |
| 授業計画 | 1回あたりの時間数 4時間 |
| 第1回 ノーコード開発、ローコード開発について kintoneの概要 kintoneユーザー側操作（ログイン、アプリ起動、データ入力、編集、削除、コメント機能など） サンプルアプリの確認と作成 | |
| 第2回 kintoneアプリ作成方法① レコードの説明 フォームとフィールドの関係 シンプルな案件管理アプリの作成 ・アプリ作成時の共通設定 ・サンプルの案件管理アプリの基本機能を再現 | |
| 第3回 各種フィールドの詳細説明 案件管理アプリの機能改善 ・作成済みアプリのコピー ・適切なフィールド配置によるユーザビリティ向上 演習課題：電話メモアプリの作成 | |
| 第4回 テーブル 案件管理アプリの機能改善 ・テーブルによる１案件複数活動の登録 | |
| 第5回 アプリ間連携（ルックアップ、関連レコード一覧） 案件管理アプリの機能改善 ・ルックアップ設定 ・他アプリの情報表示 演習課題：授業日報アプリ（ルックアップ使用） | |
| 第6回 通知機能（アプリ通知、レコード通知、フィールド通知） アクセス権（アプリ、レコード、フィールド） 案件管理アプリの機能改善 ・ユーザー別のアクセス権の設定 ・活動状況による通知設定 演習課題：健康管理アプリ（連関レコード、グラフ、通知機能使用） | |
| 第7回 プロセス管理 稟議書アプリ作成 ・プロセス管理を利用した承認フロー | |
| 第8回 アプリ作成課題 自分で題材を設定し、学習内容を用いてアプリを開発、運用する | |
| 第9回 アソシエイト試験対策（１章～２章） アプリ作成とフォーム設定 （前半でやらなかったExcel入出力やテンプレートなど） | |
| 第10回 アソシエイト試験対策（２章） ルックアップや連関レコードについての詳細 | |
| 第11回 アソシエイト試験対策（３章） 各種アプリ設定 ・アイコンやタイトルなどの設定 ・プロセス管理 ・アクセス権 ・通知 | |
| 第12回 アソシエイト試験対策（４章） ・スペースを利用したグループ開発 ・ゲストスペースの作成と招待 | |
| 第13回 アソシエイト試験対策（５章） サイボウズ管理者設定 ・ユーザー ・組織・グループ システム管理者設定 ・アプリ管理 ・カスタマイズ | |
| 第14回 アソシエイト試験対策（６章） 各種機能 ・ポータル ・モバイル版 ・ピープル | |
| 第15回 期末試験（アソシエイト試験の模擬問題） |