シラバス詳細(2024年度)

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科目名サーバ構築演習Ⅰ
科目区分専門科目
種別演習
配当年次2年
配当学期前期
授業時間数60
単位数2
実務経験がある教員による授業科目 実務経験の概要:
国際標準化機関における情報システム開発と運用、キャンパスネットワークの設計、構築と運用を行った。また自営として各種の情報管理システムのサーバとクライアントを開発した。情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト、応用情報技術者。

実務経験と授業の関係:
情報システムの開発と運用の双方を行った経験を基に実践的な授業を実施します。

授業概要情報リテラシーⅡで習得したコマンドライン操作スキルを基に、UNIX/Linuxのシステム管理についての初歩を学習する。
サーバ構築演習Ⅰでは、特にLinuxシステムの運用管理を中心に扱う。
到達目標UNIX/Linuxでのシステム管理の基礎と手法を学ぶ
目標資格等LPIC
評価方法知識:小テスト 20%
知識:定期試験 20%
技能:日常演習 60%
技能:課題提出 0%
評価の詳細:
準備学習、他科目との関連「情報リテラシー実習Ⅱ」において、基本的なコマンドライン操作を習得していること。
教科書・教材本気で学ぶ Linux実践入門, SBクリエイティブ
実習環境はUbuntu Linuxを仮想環境内にインストールして使用する。
授業計画 1回あたりの時間数 4時間
第1回
実習環境の構築、Linuxインストール
- Ubuntu Linuxインストール
- コマンドライン操作復習
第2回
シェルの利用①
- ファイル操作
- 変数
第3回
シェルの利用②
- メタキャラクタ
- リダイレクションとパイプ
- フィルタコマンド
第4回
シェルの利用③
- ファイルシステム詳細、ディレクトリ構成
- ディレクトリ操作
- アクセス制御
第5回
プロセス管理
- プロセスの仕組み
- プロセス操作
- ジョブコントロール
第6回
シェルスクリプト
- テキストエディタの利用: vi、nano
- シェルスクリプト演習①
第7回
シェルスクリプト演習②
第8回
ネットワーク設定
- ネットワーク操作コマンド
- 設定
- パッケージ管理
第9回
サービスの管理
- Linux起動プロセス
- ランレベル
- SysVInitとSystemd
- サービス管理
第10回
Xウインドウシステム
- 構成
- インストールと設定
- ウインドウマネージャー
第11回
ログとcron
- syslogの利用
- cronの利用
第12回
認証
- Linuxのユーザー管理
- Linuxでの認証
- PAM
第13回
正規表現
- 正規表現とは
- grepとfind
第14回
アーカイブと圧縮、バージョン管理システム
- アーカイブ(tar)
- 圧縮(gzip、zip)
- RCSによるバージョン管理
- gitの利用
第15回
総合演習
- インストールから環境設定まで
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