シラバス詳細(2025年度)

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科目名IoTシステム開発Ⅰ
科目区分専門科目
種別演習
配当年次3年
配当学期前期
授業時間数60
単位数2
実務経験がある教員による授業科目
授業概要コンピュータシステムを深く理解するために、ハードウエアの構成、機械語によるプログラミング、ハードウエアの制御について学ぶ。

この授業では、まずアセンブリ言語によるプログラミングを習得すると共にCPUについての理解を深める。
これまで高級言語によるプログラミングを学習してきたが、コンピュータが本来理解できるものは機械語である。機械語を理解することはコンピュータを深く理解することにつながるほか、高級言語の細部に顔を出すCPUの姿を理解する基礎ともなる。
題材として8ビットCPUであるAVRをとりあげ、CPUと命令の理解、ハードウエア操作を理解した後、ハードウエア操作を行うプログラム作成、簡単なブートローダーとアプリケーション実行機構を持つOSの作成などを行う。
プログラミング演習は、当初はシミュレータを利用し、その後に実機(開発ボード)を使用する。
到達目標コンピュータハードウエアの理解を深める
機械語について理解する
ソフトウエアからハードウエアを制御する手法を理解する
目標資格等
評価方法知識:小テスト 0%
知識:定期試験 0%
技能:日常演習 0%
技能:課題提出 100%
評価の詳細:
準備学習、他科目との関連
教科書・教材
AI利用について 利用可
AI利用の詳細
授業計画 1回あたりの時間数 4時間
第1回
コンピュータシステムの構成
- コンピュータアーキテクチャ
- CPUの構成と動作
第2回
アセンブラプログラミング①
- Atmel AVRの構成
- Atmel AVRの命令
- 環境準備と最初のプログラム作成
第3回
アセンブラプログラミング②
- ロード、ストア命令
- 比較命令
- ジャンプ命令
- 繰り返し制御
第4回
アセンブラプログラミング③
- マルチバイト値の操作
- I/O操作
第5回
アセンブラプログラミング④
- I/O操作
- 実機の利用
第6回
ハードウエアの利用①
- 入力系(センサーの利用)
第7回
ハードウエアの利用②
- 出力系
第8回
アプリケーション開発演習
- 指定したテーマでの開発
第9回
Arduinoスケッチによるプログラミング①
- Arduinoスケッチの文法
第10回
Arduinoスケッチによるプログラミング②
- Arduinoスケッチによるアプリケーション開発①
第11回
Arduinoスケッチによるプログラミング③
- Arduinoスケッチによるアプリケーション開発②
第12回
開発実習①
- 各自でテーマを決め、システム開発を行う
第13回
開発実習②
- 各自でテーマを決め、システム開発を行う
第14回
開発実習③
- 各自でテーマを決め、システム開発を行う
第15回
開発実習④
- 各自でテーマを決め、システム開発を行う
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